Exhibition
「景色のつくりかた」と題したこの展覧会は、
芸術作品を所有して家に飾り、ともに暮らす魅力を発信することを目的とした企画展です。
従来、芸術は美術館やギャラリーといった展示のために誂えられた空間で「見る」ものとして認識されがちですが、
当企画は、個人の生活空間の中で「同居・時間を共に享受」する芸術の可能性を提示するものです。
展示会場の「Art Space 銀河101」は東中野の古民家を改装し使用されており、住空間の面影を端々に感じさせる展示空間で、「住む場所に飾る」という想定をふまえて、7名の作家の多様な手法による小作品群の展示を行います。展示作品は会期前後の期間もweb ストアなどを通じ販売予定です。
この展示は、7名の作家から作品を所有する人々へ、住空間への新たな「景色のつくりかた」の提案になります。
《展覧会概要》※会期終了しました!たくさんのご来場誠にありがとうございました。
展示名:景色のつくりかた
会期 : 2022年10月28日(金)~11月6日(日)
開場時間 : 13:00~19:00 (最終日16:00まで)
休廊日:無し
会場 : Art Space 銀河101
展示作家 : 大杉 祥子、川村 景、ニエト アルベルト、波能 かなみ、濱野 絵美、堀岡 暦、山﨑 慧
《関連ワークショップ》お申込受付中
額装体験ワークショップ「額装のあれこれ」
開催日時:12月3日(土)13:00〜16:00
定員:4名
講師:三熊將嗣 (額縁工房 片隅)
申し込みはこちら
https://ginga101.stores.jp/items/63538683abc35c71a5487bf5
《関連イベント》 終了しました
トーク+ライブ額装パフォーマンス「額縁家、作品を買う。」
11月1日(火)13:00〜15:00
《WORKSHOP》
本展示の関連ワークショップとして、額縁工房片隅の三熊將嗣さんをお招きし、個人で芸術作品を所有する際、保護・装飾に活用される「額縁」にまつわるワークショップを開催します。
額装体験ワークショップ「額装のあれこれ」
12月3日(土)13:00〜16:00
定員:4名
参加費:6500円/税込 (額縁代・講師料・場所代等諸経費込)
※ご自身で作品をご持参の場合、参加費7000円
会場:Art Space 銀河101
〒164-0003 東京都中野区東中野1丁目46−20 植野荘 1階
額装できる作品サイズ:ハガキサイズ程まで
本展示でご購入された作品を実際にご自身で額装していただくWSです。
額縁屋さんを講師に招き、額縁の役割や色々な額装の方法についてのレクチャーの後、作品内容やお部屋の雰囲気に合うように額とマットを選び、講師の指導のもと、マットの加工や作品のセットなどを体験します。
国産材のクルミ、クリ、サクラ材等を用いて作った額縁をご用意します。
※ご自身で額装したい作品をご持参の上参加も可能です。(その場合別途+500円必要となります。ご了承ください。)
申し込みはこちら
締切:開催2日前まで
プロフィール
額縁工房 片隅
三熊將嗣/MIKUMA Masashi
1985年 東京都生まれ
2009年 早稲田大学芸術学校空間映像科 卒
2016年 武蔵野美術大学通信教育課程油絵学科卒
2017年 株式会社数寄和に就職、額装の仕事に従事
2021年 国立奥多摩美術館内の工房を譲り受け、額縁工房片隅として独立
主に無垢材を用い、手作り感ある額縁をオーダーメイドで制作している
額縁工房片隅 web site https://katasumi.studio.site
Web Shop
展示関連企画 展示作家インタビュー
10/7~10/23 の期間毎週末 作家のインタビュー記事を公開します。
《出展作家略歴》
大杉 祥子 OHSUGI Shoko
ささいな気になることをテーマに制作しています。家の中の鏡やお風呂のタイル、カーテンや壁紙の模様、玄関に置いてある靴など。人が不在でも置いてある物からそこに住む人の気配を感じる時に面白い発見がある気がします。生活空間からアイディアを得て作品を飾ってみたらどんな景色が見えるのかとても楽しみです。
川村 景 KAWAMURA Kei
部屋に飾られる絵は幸せだ!、と思う事がよくあります。作品が生活の一部であり、たまに来客があった際に「この絵いいですね」と言ってもらえたり、部屋にいて、ふと顔を上げた瞬間に作品に目がいく事があれば良いと考えながら制作を行なっています。
instagram : @ka_wamurake_i
Web Site : https://stencil1701.theshop.jp/
ニエト アルベルト NIETO Albert
神話・夢などをテーマに作品を制作しております。
波能 かなみ HANO Kanami
考えることをする中で「思ってしまった」ものをモチーフに、
手でなぞるような工程をふみながら、輪郭やわらかな絵や張子をこしらえています。
有機的な素材でありつつも、どこか客観的に、無機質にたたずむようなユニークな矛盾を形にしたいと思います。
Web Site : https://thinhnknart.jimdofree.com/
濱野 絵美 HAMANO Emi
「規則」「秩序」「拘束」といった状態から逸脱してしまうことをテーマに、銅版画技法を通しイメージを物質に変換することを目指しています。規則的な運動の中で起こる偶発的な出来事、秩序からはみ出てしまう存在を大切にしています。物質に変換されたイメージは、他者の規則(生活や社会的な立場)に寄り添う関係になるのかもしれず、そうなった時の作品の在り方を知ることが出来ればとても嬉しいです。
堀岡 暦 HORIOKA Koyomi
生活の隙間にいつの間にか滑り込んでいる小さな版画=Ephemera(絵はがき、チケット、食品の梱包やたばこの箱の補強材などの実用を兼ねた/全く実用的でない紙片)の観察と考察を続け、それらを日々分類、保管、処分しながら擬態と制作を続けている。
Web Site : https://koyomihrok.wixsite.com/works
山﨑 慧 YAMAZAKI Kei
木目の模様が人の形に見えてしまうというような、日常的な風景から何か別のモノを結びつけて想像してしまうこと、見ていたものから見たことのないものを思い浮かべることをテーマとしています。
様々な技法や材料を横断し、画面の上で手を動かしながら思考・制作しています。
Web site: https://keiyamazaki.tumblr.com/
《関連イベント》
トーク+ライブ額装パフォーマンス「額縁家、作品を買う。」
11月1日(火)13:00〜15:00
「今日は大安。今年も気付けばあと少しだし、久しぶりに作品でも買おっかな!」
と額縁家である三熊さんが自分で作った額縁を持って銀河へやってきます。
展示されている作品の中からお気に入りの一点を選んで購入し、
その場で額についてお話しながら額装を始めるという新手のライブパフォーマンスです。
どの作品を選ぶのか、どういう額装に仕立てるのか、ぜひお楽しみください。
額装された作品は会期終了まで展示します。
Access
〒164-0003
東京都中野区東中野1-46-20
植野荘1階 Art Space 銀河101
JR 総武線 東中野駅 から徒歩約 2分
地下鉄 大江戸線 東中野駅 から徒歩約 5分
web site